地頭鶏(じとっこ)は宮崎県から鹿児島県にかけての霧島山麓において古くから飼育されてきた在来種です。
江戸時代に飼育していた農家の方々があまりの肉のおいしさに島津藩の地頭職へ献上していたことが「じとっこ」と呼ばれるようになった謂れです。
希少な地頭鶏は繁殖が難しく昭和18年に文部省より天然記念物の指定を受け大切に守られてきました。
繁殖が難しい地頭鶏は成長が遅いこともあり肉用飼育には向かない「幻の地頭鶏」と言われてきましたが
改良に改良を重ね誕生したのが「みやざき地頭鶏」です。
生産者様が並々ならぬ思いで確立した「みやざき地頭鶏」は宮崎県が厳しい条件を満たし、指定を受けた農家様にしか雛を出さず、厳しい品質管理もあるためまだまだ「幻の地頭鶏」と言われる所以です。
当社の契約農家様が4ヶ月から5カ月の長い期間、手間暇と愛情をかけて飼育し、清涼な空気と雄大な大地の中1㎡あたり2羽という広さで全飼育期間平飼いされ、ストレスもなくすくすくと育った「みやざき地頭鶏」は、肉の弾力と程度なやわらかさの中にジューシーな旨味が沢山つまり低脂肪、低カロリーで臭みが少ないのが特徴です。
幻の地頭鶏「みやざき地頭鶏」は十分すぎるほど食を堪能できる商品となっております。